小田原ライブ2009【北條ジャズフェスタ2009&BACCHUS IN SPATS】終了
5月4日(月)小田原北條五代祭りのイベントとして小田原城銅門広場で行われた2009北條ジャズフェスタにSwing Bacchusが出演いたしました。
この催しには3年前から出演していますが、昨年まではジャズ以外のバンドも出ていましたが今年は「ジャズフェスタ」の名のとおりジャズのバンドのみの出演となりました。
また、場所も昨年よりも広い銅門広場に移り、観客の数も昨年に比べて大幅に増えお客さんの反応もいい様に感じました。
当方は6バンド中4バンド目の出演で、グレンミラーのIn The Mood, American Patrol, Moonlight Serenade等6曲とI嬢のボーカル「イパネマの娘」「How High The Moon」の2曲を演奏。
最後に「Sing , Sing, Sing」を演奏して4時前に終了。
演奏終了後、すぐに夜演奏する小田原駅近くのレストランバー「スパッツ」に移動。このお店はほぼ毎日コンボバンドのライブ演奏があります。
ステージはビッグバンドには少々手狭ですが、それでも何とか全員がステージの上に納まり、予定のほぼ午後7時に演奏開始。
小田原という余り馴染みのない土地なので、どの程度のお客さんが来てくれるか心配でしたが、この店のオーナーの力でほぼ満席の盛況でした(オーナーは当方のドラムのNさんの教え子です)。
お客さんの中には昼間聞きに来ていただいた人もいて、和気藹々とした雰囲気でMCのOG原さんもやり易そうです。
一曲目Les Brown楽団のテーマ曲「Leap Frog」からお客さんの掛け声がかかり、演奏する方もこれならば乗っていけます。
「Singing Winds」「Little Brown Jug」「Just Friends」と一曲ごとにますますお客さんの反応が良くなっていきます。
ボーカルのI嬢の登場でお客様の中のおじ様達はクライマックスに。
当初予定のボーカル曲「Skylark」「Misty」の2曲に「How High The Moon」を追加。
この盛り上がりを下げさせないようにカウントベイシーの「I'm Shoutin' Again」「Lil' Darlin」を演奏すると、サスガにジャズを演奏する店へいらっしゃるお客様でさらに盛り上がる。
最後にウディ・ハーマンバージョンの「Thing Ain't What They Used To Be」でファーストステージを終了。
休憩中もどのお客さんも楽しそうなのがやる方としてはうれしい限りです。
セカンドステージは、Clayton Hamilton Jazz Orchestraの「Shout Me Out」からスタート。
ファーストステージのお客さんの反応によっては曲を変えようと思っていたのですが、このモダンなアレンジにもすぐに乗ってくれます。
トランペットのJoeとトロンボーンのJoeyのアドリブで盛り上がり、「St. Louis Blues March」「Rhapsody In Blue」ヴォーカル曲3曲を挟み、Joeフィーチャーの「Closely Dancing」で本日最高の盛り上がりとなり、「Basie Straight Ahead」「April In Paris」「Moonlight Serenade」で終了…出来るはずもなく予定通りアンコールのSing, Sing, Singへ行こうとするとボーカルアンコールの大きな掛け声。
やはり大きい声は無視するわけにもいかず、ボーカル曲「Night & Day」を演奏して終了。
小田原からの道のりは遠かったのですが、メンバー全員気分良く帰り路についたと思います。
(バンドマスター・大原)